診療案内

精神科

概要

近年、精神科病棟に入院されている患者さんの高齢化が全国的にすすみ、精神科に入院されている患者さんの7割が65歳以上となっています。

ここ数年、精神科医療はそれまでの入院中心の医療から、通院治療にも重きをおく方針に変更がなされ、自力で生活できるエネルギーのある患者さんの退院が徐々に進んでいます。その一方、入院生活が長く高齢となった患者さんがそのまま入院を続け、家庭や老人ホームでの対応が困難な認知症の患者さんが新たに入院されるようになったことなどが“高齢化”の要因と考えています。

当院の精神科病棟でもこの傾向が顕著に現れ、入院されている方々の平均年齢は78歳です。現在は統合失調症の患者さんと認知症の患者さんがそれぞれ約半々程度の比率となり、認知症患者さんの比率が年々上昇しています。

排泄や移動、日々の食事に密なお世話が必要な方が急増している中で“安全に全く気を配れず動き回ってしまう”“廊下でおトイレしてしまう”“他の人の荷物を持ってきてしまう”“大声での独り言が止まない”方々にも常に目配りが欠かせません。また身体の衰えが進んだ患者さんが増えるとともに、肺炎などの合併症で点滴等の処置を行なう機会が大幅に増えました。

スタッフの仕事量はこの数年間でかなり増えましたが、その中でも“毎回の食事はベッドから離れて食堂でとる”のが代々の看護部長のこだわりとなっており、日中は多くの患者さんが食堂・ホールで過ごされています。患者さん同士が馴染みとなり、同じテーブルについて、かみ合わないながらもお話をしていると・・・・・・、不安げにそわそわ入院されてきた患者さんが、とても良い笑顔を見せてくれることがしばしばあります。“なんとなく一緒に過ごす”ことの効能を実感させられます。

精神科病棟概要

ベッド数 : 60床 … 個室×2室、3人室×1室、5人室×11室
保護室 … 無し
(混乱や興奮がひどく、ご自身や周りの方を傷つけてしまう恐れのある患者さんは、保護室の設備がある病院をご紹介しております)
男女比 … 男性:女性=1:3

スケジュール

【外来】
火・水・木・土 午後1:30~

臨床心理士が不在のため、詳細な知能検査・心理検査・心理カウンセリングは行っておりません。

診療についてのご相談は
042-597-0811
受付時間 9:00~17:00(月~金曜日)